昨日の市場でドル円は158円台後半まで上昇し、NY市場の買いが加速。米雇用指標の好結果を受け、12月の利上げ観測が強まる一方、上値追いには慎重さが残る。
昨日の市場ではドル円が158円台後半まで上昇した後、159円の大台付近での動きには慎重な見方が広がった。ロンドン市場朝に158.00円を超え一時158.30円前後まで買われたが、NY市場での動意付けが進む中、再び158円割れへ押し戻される場面もあった。
8月以降の米雇用関連指標の動向が市場の焦点となり、9月の米雇用動態調査JOLTSの求人件数が予想を大幅に上回り、米国の12月利上げ観測が強まった。日銀の12月利上げの可能性はあるが日米金利差は維持されるとの見方が広がり、金利差に着目した取引が活発化している。
上値追いには慎重さが残る一方、ドル円は158円台を中心に底堅さが意識される。ユーロ円は176円台後半〜177円台へ上昇し、クロス円の動きを牽引する展開。 IMMポジションで円買いが高水準にあることも、下値の堅さを支える要因として挙げられている。
米中間選挙の開票が日本時間の本日朝にかけて開始される見通しで、結果次第では市場の一時的な反応が生じる可能性がある。ただし選挙後には対イラン攻撃など地政学リスク関連の動向へ関心が移る可能性もあり、全体としてドル高円安の地合いは続くとの見方が多い。