AI関連株の急落後の買い戻しでドル円は堅調地合いを維持する見通しだが、今週はFOMC・ECB・日銀会合など重要イベントが控え、上値追いは慎重になりそう。
AI関連株の急落後の買い戻しが一服し、原油高の勢いも和らいだことで市場のリスク警戒感は後退している。円高の一服を背景にドル円はしっかりとした推移が続く見込みだ。
今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行理事会、日銀金融政策決定会合が控え、英秋季予算案の発表や米第3四半期GDP速報値の発表なども注目されている。これらイベント前後は上値・下値ともに動きにくい展開が想定される。
この後のドル円は157円台を中心とした比較的落ち着いた値動きが見込まれる。一方、ユーロは財政懸念の後退を受けても戻りは鈍く、1.11台後半を中心に戻り売りに押される展開が続く見込みだ。
ユーロ円は176.00円を挟んでのもみ合いが続くとみられ、クロス円はドル主導の展開で方向感を欠きやすい。株安の一服は下支え要因となるが、対ドルでのユーロ売りが重石となり上値は重い。ポンドドルは上値が重く、英政府の秋季予算案発表を控え積極的な売買は手控えられている。