後場での動きとして、ハナツアーの旅行取扱高が速報値で前年同月比10%超の減少を示し、フジクラは土壌汚染対策で区域指定を受け、NTTは光電融合関連の量産化へ日経報道の支援を受ける見込み、サイゼリヤは価格改定後も優位性を維持するとの見解が示された。富士フイルムはinstaxフィルム生産設備を増強、ツガミは自己株式の消却と上期利益の上方修正・増配を発表した。
ハナツアーは10月20日午前の発表で、9月度の旅行事業取扱高が速報値で10億7716万円となり、前年同月比で10.9%の減少だったと伝えた。前月実績は10億1969万円で前年同月比14.6%増となっている。旅行需要の推移が注目される。
フジクラは千葉県の佐倉事業所内の新工場建設に関し、土壌調査の結果2種類の物質で基準超過が検出されたと公表。これを受け県が区分指定を行い、今後は対象区画の汚染土壌掘削と健全土壌への入れ替えを進め、区域指定の解除後に再公表するとしている。
NTTは光電融合機器の量産技術の開発を進めるとしており、NE D Oが160億円の支援を行う見込みと日本経済新聞が報じた。本格的な事業化に向けた技術確立を目指すとしている。
サイゼリヤは丸三証券の投資判断「買い」とともに、国内メニューの価格改定後も価格優位性が維持されると想定され、目標株価を9300円へ引き上げた。なお平均6%の値上げは10月29日から実施される予定。
富士フイルムHDはinstaxチェキフィルムの生産設備を約30億円投じて増強し、2028年春にフル稼働する計画。増強後の生産能力は2026年度と比べ約2割増となる見込み。
ツガミは13時台に自己株式150万株を消却すると発表。併せて、27.3期上期の連結営業利益を従来の195億円から252億円へ引き上げ、期中配当も61円へ引き上げる方針を公表した。