来週(10/19〜10/23)は米メタ・プラットフォームズの決算と日本の9月CPIが材料となり、AI投資の継続性や日銀の追加利上げ観測が日経平均の動向を左右する見通しだ。
今週はAI・半導体関連株の売りが相場を圧迫し、中国半導体大手CXMTの技術進展を巡る懸念が市場の重荷となった。CXMTの新技術搭載サーバー向けメモリ製品の年内投入方針が波及し、アジア市場で半導体株が下落する場面がみられた。
一方でCoreWeaveに対する信用不安が投資家心理を悪化させ、同社が大量の借入でAI設備投資を拡大してきたことから借入負担や収益化の見通しが不透明との見方が広がった。14日には日経平均が急落したが、15日の米市場でNVIDIAの支援材料が浮上し、16日には再び買い戻しの動きが強まった。
来週の焦点はメタ・プラットフォームズの決算と日本の9月CPIで、AI関連の設備投資の収益化や需要の底堅さが示されれば米国のAI・半導体株に資金が戻り、日経平均にも買いが波及する可能性がある。逆に投資回収が遅れる等の懸念が強まれば、半導体株を中心に売り圧力が強まる展開が想定される。
日経平均の動きとしては、6万5,000円近辺を下値の節目として維持できるかが焦点となる見通しで、上値の目安は6万6,000~6万7,000円、回復が進めば6万8,000円台へ向かう可能性がある。国内材料では23日に発表される9月CPIと日銀の追加利上げ観測が円相場と株価に影響を与えるとされている。