三菱自動車は2027年3月期の連結純利益を前期比微減の100億円と見込むと発表した。中東情勢の緊迫で資材高が響くほか、東南アジアでの販売回復も遅れる見通しだ。
三菱自動車は2027年3月期の連結純利益が前期比微減の100億円になる見通しと発表した。従来の予想250億円から一転して減益となる。売上高は2兆9600億円、営業利益は700億円となり、いずれも従来予想を下回った。
世界販売台数は前期比4%減の76万4000台とし、従来計画から9万3000台減らした。中東への出荷減少や原油高に伴う需要減退が影響として織り込まれた。
岸浦恵介社長は中東情勢悪化による販売影響について、8月以降の正常化を前提に計画していたが、下期もその影響が続くと下方修正の理由を説明した。
26年4〜9月期の連結決算は売上高が前年同期比4%増の1兆3088億円、最終損益は29億円の赤字となり、2年連続の赤字となった。為替差損が約100億円発生したことも重荷となった。
同日、SUVパジェロの日本での予約件数が9000台に達したことが明らかになり、2026年度国内販売目標の4000台を上回る。12月17日に発売を予定している。