完成車メーカーの4-9月期決算発表が今日から始まり、原材料高騰と中国市場の失速が業績に重荷となる見通し。円安は輸出車の追い風になる可能性があるとの観測もある。
完成車メーカーの2026年4-9月期決算発表が、5日に開始される。トヨタ自動車をはじめとする主要メーカーの動向が注目され、円安が輸出車に一定の追い風となる可能性が指摘されている。
一方で原材料の高騰が利益の圧迫要因として広く語られており、原油だけでなくナフサ由来樹脂、アルミニウム、銅など多岐にわたる品目の影響が表れている。
中国市場の急速な冷え込みによりEVシフトの加速と価格競争の激化が進み、日本系OEMの業績に懸念材料として作用している。日系サプライヤーの一部は受注減を中国系以外で補おうとする動きも見られる。
サプライヤーの間では原材料コストの価格転嫁が遅れて始まるケースが多く、中東情勢の不確実性が27年3月期の見通しにも影響を及ぼす可能性があるとの声がある。