日銀理事らの講演が相次ぎ、9月会合での利上げ観測が強まる。円安と日米協調介入を背景に市場の関心が高まっている。
日銀の増一行審議委員を含む複数の幹部が9月17日と18日に予定される次回の金融政策決定会合を前に公の場で発言する。これにより、次回会合での利上げの可能性が市場の焦点となっている。
増氏は9月10日に講演と記者会見を行う予定で、副総裁の氷見野良三氏は8月27日、政策委員の高田創氏は9月2日に発言する見込みだという。
日米による為替市場への共同介入や、財務当局者の早期利上げを望む発言を受けて、9月の金融政策の方向性が改めて問われる状況となっている。
過去には日銀が長期にわたる金融緩和を終了し、6月には利上げを実施して円は40年ぶりの安値まで下落。市場関係者は今後の発言と為替動向を注視している。