30日の日本株は3日ぶりに反発し、日経平均は6万6000円台を回復。AI・半導体関連株を中心に買いが広がり、債券は利回りが低下、円は対ドルで上昇した。
30日の日本市場は株価が3日ぶりに上昇。日経平均は午後に1日で最大1400円超の上昇場面を見せ、終値は6万6753円72銭、TOPIXは前日比1.7%高の4108.65で引けた。銀行・商社・情報通信・非鉄などの幅広い銘柄が買われ、AI関連や半導体関連の銘柄も相場を支えた。
債券市場は長期金利の低下が進み、国債入札を波乱なく消化。2年債入札の応札倍率は3.89倍と過去1年平均を上回り、需給の安定感が広がったとの見方が出た。専門家は米経済指標の発表を控えつつ、金利の中期的な動向は不透明との見方を示した。
為替は円高傾向が一時的に強まり、ドル/円は156円台前半〜後半で推移。期末要因の実需の動きや主要指標を控えつつ、米利上げ観測の後退を背景に円高方向への動きが一息つく場面も見られた。
銘柄動向として、キオクシアやニデックといったAI・半導体関連銘柄の上昇が目立ち、景気回復期待の高まりとともにバリュエーション面で割安感を意識する動きもあった。市場関係者は今後の短観や企業決算のコメントに注目している。