中東情勢をめぐる緊張の中、ドル/円は200日移動平均線を上抜けし上値を試す展開。今後は有事リスクの動向と米9月CPIの発表が焦点となる。
昨日のドル/円は終値ベースで0.2%程度上昇し、日米の祝日で取引が低調な中、中東情勢の緊迫化を背景に有事のドル買いが先行した場面があった。その中で158円前後まで上昇する場面も見られ、200日移動平均線を上抜けしたことが相場のポイントとなった。
本日の見通しとしては、中東情勢の緊張が新たな動きを生む可能性がある一方で、特段の材料が出てこない限りは158円台を挟んだもみ合いが継続するとの見方が示された。執筆時点での推移は158.56円前後とされ、200日線を挟んだ展開が続く見込みだ。
注目イベントとして、IMF世界経済見通しの発表や米国のFRB関係者講演、米企業の決算発表などが挙げられ、ドル/円の短期動向はこれらの要因にも影響を受けると見られている。特に米9月消費者物価指数(CPI)の発表日が近づく中、中東有事を巡る情勢変化があれば相場に波及する可能性がある。
ドル/円の今後のレンジとして、人気通貨ペアの本日の予想レンジが158.000〜159.400円と示され、200日線を挟んだもみ合いが中心の展開が想定されている。市場は中東情勢の動向と米指標の結果をにらみつつ、レンジ内の調整幅を見極める局面が続くとみられる。