豪ドル/円は現状109〜114円台のレンジで推移。オーストラリアの金利と物価、雇用の堅調さが相場を支える一方、日本の金利と介入警戒が上値を抑える要因となり、今後もレンジ内の動きが想定される。
豪ドル/円(AUD/JPY)相場は112円台で推移する中、114円台後半を目安とした上値の目安や111円台後半を下値の目安とするとの見方が示され、109〜113円台のレンジのなかで方向性を探る展開が続いています。金利差を背景に豪ドルは買われやすい一方、日本の介入警戒感も上値を抑える要因となっています。
オーストラリア側の材料として、金利は4.35%へ据え置きとなる可能性が高く、物価の動向は依然として上昇基調が続く見通しです。雇用は6月時点で増加し、失業率は4.4%と低水準を維持しています。これらは豪ドルを支える要因となるとされます。
日本側の材料としては日銀の政策金利が約1.0%程度と設定されており、円は買われやすい局面が生まれやすいと指摘されています。財務省の4〜6月の為替介入は総額11兆7,349億円と報じられ、介入の動きは円高を促しうると見られています。
中国の景気動向と資源価格も豪ドル/円に影響します。中国 PMIは49.2と低下気味で、鉄鉱石価格は高値から下げたあと上値が重くなる状況が続いています。これらの要因は豪ドルの上昇を抑制する材料になり得ると要点が整理されています。