ソシオネクストはケイデンスと協業し、AIエージェントを3nm大規模SoCの物理設計へ適用すると発表。フロアプランニングなどの自動化を進め、全体生産性の最大5倍を目指す。
ソシオネクストは10月20日に、AIエージェントをベースにしたSoC設計開発の取り組みを、先端プロセスの大規模SoCの物理設計へ拡大すると発表した。協業先としてケイデンスを挙げ、Cadence InnoStack AI Super Agentを適用することを明らかにした。
物理設計領域ではフロアプランニングの自動化やカスタムのタイミング解析チェック、将来的なチェックリストの自動化などが想定され、社内の設計知識をワークフローへ統合する狙いが説明された。
吉田久人代表取締役社長兼COOは、CadenceのエージェンティックAIワークフローを通じて全体として最大5倍の生産性向上を期待しているとコメントした。ケイデンス側もオープンで拡張性の高いInnoStack AI Super Agentによる統合を示した。
国内ではラピダスのAI設計支援基盤 Raadsなど他社事例もあり、今後のSoC開発フロー全体でAI活用の連携が進む見通しが述べられている。