日経平均は3日ぶりに反落し、終値は前日比130円18銭安の6万6131円98銭だった。米NVIDIAの好決算を材料に朝方はAI・半導体関連株が買われたが勢いは長続きせず、午後には売りが優勢となった。
27日の東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落し、終値は前日比130円18銭(0.20%)安の6万6131円98銭だった。エヌビディアの決算を手掛かりに朝方はAI・半導体関連株に買いが先行したものの、勢いは長続きしなかった。市場ではジャクソンホール会議を控えた様子見姿勢やFRB関連の発言見極めの動きが重荷となった。
下落を主導したのは半導体関連株の一角で、アドバンテストは3.05%安と値下がりが目立った。エヌビディア決算を手掛かりにした短期的な利益確定売りが広がり、メモリー価格の高騰に言及した同社の説明が投資家の警戒感を誘った。
半導体関連では明暗が分かれ、キオクシアホールディングスが5.00%高と急伸したほか、古河電気工業が4.71%高、フジクラが3.68%高で続いた。これにより、メモリー需要拡大期待が一部銘柄の買いを促した。
読売333の終値は前日比17円34銭高の5万3449円90銭と6営業日連続で上昇。構成333銘柄のうち152銘柄が値上がりし、175銘柄が値下がりした。TOPIXは6.20ポイント高の4117.22で取引を終えた。
市場全体としてはジャクソンホール会議を控えた様子見姿勢が強まり、FRB発言の行方次第で28日以降の相場が再び方向感を探る展開になるとの見方が出ている。