楽天グループが防衛テック企業ヘルシングと提携し、日本でヘルシングの無人機HX-2の導入を支援する模様。陸自が HX-2 の試験を報じられ、楽天は調達手続きや日本側との調整を担うとみられる。
楽天グループはドイツ拠点の防衛テック企業ヘルシングと提携し、日本国内への無人機システム導入を支援する見通しである。ロイターは2026年8月17日に陸上自衛隊がヘルシングのHX-2を試験していると報じている。
HX-2はX字型の主翼を持つ電動式の攻撃ドローンで、最大航続距離は約100km。装甲目標を攻撃する成形炸薬弾頭の搭載が可能で、AIを活用した自律的目標捜索や再識別を行い、通信やGNSSが使いにくい環境でも任務継続を図る設計となっている。ただし重要な判断には人間が関与する。
ヘルシングは2025年にウクライナ向けに6000機のHX-2を生産すると公表。南ドイツの生産拠点「レジリエンス・ファクトリー1」は月1000機以上の生産能力を持つとされる。大量生産・大量運用を重視する設計で、ただ機体を増やすだけではなく運用体制も整える必要がある。
このような件は、楽天が直接機体を作るわけではなく、日本国内の調達手続きや導入調整を支援する役割が中心とみられる。導入実現には機体数と同時に運用・運搬・指揮の仕組みづくりも不可欠だと指摘される。