15日前場の日経平均は約260円高で推移するも、朝方は売りを受けて一時は値を下げる場面もあった。その後は切り返し、個別銘柄の動きが相場を左右した。
15日午前の市場では日経平均株価が前日比およそ260円高の水準で推移し、9時45分時点で324円00銭高の63817.01円を付ける場面があった。朝方は米国企業のAI開発の遅 paced 提言をめぐる懸念が売り材料となり、AI関連やデータセンター関連銘柄に売りが先行した。
一巡後には関連銘柄の動きが落ち着き、キオクシアや太陽誘電などが上昇に転じた。米国市場ではAI関連株の下落やSOX指数の落ち込みが見られ、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は前日比230円安の水準だった。
業種別では全33業種のうち12業種が上昇、21業種が下落。情報通信株のLINEやソフトバンクグループ、武田薬品や塩野義薬などの医薬品株が上昇。サービス株やガラス土石株、化学株、金属製品株の一部も堅調だった一方、保険株や証券商品先物株は安い。
為替は午前10時8分時点でドル円が約154円台半ば、ユーロ円は約178円台半ばでの取引。市場は総じてニュートラル寄りの動きながら、個別銘柄の動向に振られやすい展開となった。