壱番屋(CoCo壱番屋)の2027年2月期中間決算は、売上高が前期比10.0%増の352億円となった一方、営業利益は17.2%減の20.91億円、純利益は20.9%減の10.95億円だった。既存店売上は2.4%増だが客数は横ばい、客単価は2.5%上昇した。
壱番屋の2027年2月期中間決算では、売上高が352億円(前年同期比+10.0%)、営業利益が20.91億円(△17.2%)、親会社株主に帰属する中間純利益が10.95億円(△20.9%)となった。国内既存店の売上高は2.4%増え、客数は0.0%、客単価が2.5%増加した。
加算型の価格設計により客単価は上昇したものの、米などの食材価格と物流費の上昇が利益を圧迫した。短期的には客数の伸びが鈍く、下期の収益改善には工夫が求められる見通し。
同業他社の動向として、鳥貴族は客数3.8%増・客単価2.8%増にもかかわらず連結利益が減少、日本マクドナルドは既存店客単価の増加を維持、サイゼリヤは値上げを抑えつつ国内外で利益を拡大させている。
本稿は各社の開示資料をもとに、価格の組み方・コスト構造の違いが利益の出方にどう影響したかを整理している。今後は下期の実績と海外展開の動向が焦点になる。