1日早朝の東京市場で円相場は1ドル157円台前半へ下落。米長期金利が約19年ぶりの高水準に上昇したことを背景に、円売り・ドル買いが優勢となった。対ユーロでも円安が進んだ。
1日早朝の東京外国為替市場で円は1ドル157円38〜40銭と前日比48銭の円安・ドル高水準まで下落した。米景気の底堅さを背景に米金利の先高観が強まり、円売り・ドル買いが優勢となっている。
米8月PCE物価指数の伸び率は市場予想を下回ったものの、4〜6月期のGDP確定値は改定値から上方修正された。これにより米長期金利は一時5.30%付近と約19年ぶりの水準に達した。
円は対ユーロでも下落しており、8時30分時点で1ユーロ=178円34〜36銭。ユーロもドルに対して下落しており、米金利の先高観が要因として挙げられる。
前日の市場では米長期金利の動向が焦点となり、日米金利差を意識した円売り圧力が根強い一方、米PCEの鈍化がFRBの利上げ観測を引き下げる可能性もある。為替市場は米指標の内容を慎重に見極める展開が続く見通し。