今週の米ドル/円は157~160円のレンジを想定し、先週は日米金利差拡大と介入の影響で小動き。今後は原油動向と米利上げ見通しが鍵となる見通しだ。
先週の米ドル/円は159円前後で小動きに終始した。原油やエネルギー価格の高水準が続く中、米金利の上昇と日米金利差の拡大がドル高・円安を後押しした。一方で160円に近づくと日本の介入警戒感が強まり、上下に動きづらい展開だった。
介入が155円近辺まで行われ、以降は米ドル高・円安へ反発する動きが見られた。介入効果は日米金利差拡大の動きと連動しており、原油高の影響と米利上げ見通しが背景にあると考えられる。原油高が長期化する中、介入の効果は限定的との見方もある。
今週は日米の連携介入が鍵となるとの見方がある。新たな介入の是非や米国の対応次第で円安の阻止が難しくなる可能性もあり、注目点は米国との協調介入の有無だ。
また、120日MAが157円付近で分岐点となると指摘されている。過去の例では120日MAを割り込んだ局面で円高が進んだため、ヘッジファンドの円売りポジションの動向が円高反転の鍵になる可能性がある。今週の予想レンジは157~160円と見込まれる。