米国のPMIが好調で長期金利が上昇。日銀は利上げ方針を維持し、原油高が続く中、日本株は長期下落トレンド継続の見方。低PER・低PBRのバリュー株やドローン・自動運転関連が注目される。
9月の米 PMI は製造業57.0、サービス業58.7と市場予想を上回る高水準となり、原材料費を示す投入価格指数も高止まりした。これを受けて米国長期金利が上昇し、米株の上値は抑制された。
FRB は9月のFOMCでフェデラルファンド金利を3.75〜4.0%へ引き上げ、2026年末時点の見通しは4.1%へ上方修正。今後10月または12月の追加利上げの可能性が指摘され、タカ派姿勢が維持される見通しとなっている。
国内では日銀が政策金利を1.0%程度から1.25%程度へ引き上げ、金融引き締めの方針を継続。中東情勢の緊張が原油を上昇させ、物価上昇リスクが高まる中、日銀も経済・物価動向に応じて政策を調整する方針とされる。原油先物は11月物が92.16ドルで取引を終え、日米金利の先高観は弱まりづらいと見られる。
長期下落トレンドが継続する日経平均は9月24日終値6万5513.99円。移動平均線の関係から下値不安が少ない銘柄を中心に、ドローン・自動運転関連と低PER・低PBRのバリュー株が注目テーマとして挙げられている。今後の相場は75日移動平均線を終値で上回るかどうかが焦点となる見込み。