名古屋鉄道と三菱電機が瀬戸線で無線式新保安システムの実証実験を開始する。安全性向上と将来の自動運転実現に向け、既存の信号制御を置換する基盤を検証する。
名古屋鉄道と三菱電機は、瀬戸線において無線式新保安システム(仮称)の実証実験を2027年1月20日から3月上旬まで実施する予定を発表した。目的は安全性の向上と将来の自動運転化に向けた基盤を構築することだ。
新システムは既設の信号機情報を無線で列車に通知し、列車制御を支える。これにより常に走行速度の安全域を把握でき、列車位置に依存せず情報を更新できるため、将来的な自動運転の実現に向けた基盤となると説明されている。
実証では新システムが名古屋鉄道の運行形態に適合して機能するかを走行試験で検証し、今後の本格導入に向けた検討を進める。従来は全工事完了後に運用開始だったが、同一線区で新旧システムを混在運転させ、安全性・実用性を検証する。
実施概要として、期間は2027年1月20日から3月上旬、場所は瀬戸線。車両の段階的な新システム運用開始と早期の安全性向上を目指す仕組みづくりを検証する。