サスメドはDTxプロダクト事業とDTxプラットフォーム事業を展開しており、2026年6月に睡眠障害治療アプリの上市を開始予定。臨床試験のデータ管理にブロックチェーンを活用し、学術機関との共同研究を通じた開発パイプラインの拡充を目指す。
サスメドはDTxプロダクト事業とDTxプラットフォーム事業を事業区分としており、治療用アプリの開発と臨床試験支援システムの提供を行っている。DTxプロダクト事業では不眠障害治療の支援を目的としたアプリMedcleの上市を2026年6月に開始する予定であり、DTxプラットフォーム事業ではブロックチェーン技術を活用した臨床試験システムを通じて製薬企業の研究効率化を支援している。収益は契約企業からのサービス利用料として計上される。
学術機関や学会との関係性を強化することで、アカデミアとの共同研究・開発を通じたノウハウ蓄積と開発パイプラインの拡充を進めている。2026年6月期末時点でAMEDやNEDOによるプロジェクト採択数は累計21件、共同研究数は累計24社・機関、特許取得件数は32件、DTx開発パイプラインは11件となっている。
DTxプロダクト事業では治療用アプリを開発し、薬機法上の医療機器としての承認を得て市場へ展開することを想定している。治療用アプリは臨床データに基づき医師を介さず患者ごとに最適な治療介入を行い、医療機関は処方数に応じた対価を受け取る。収益モデルには自社開発・販売のほか、製薬企業との共同開発や上市後の販売契約が含まれ、初期領域として不眠障害を例示している。海外では複数の治療用アプリが承認されており、欧米での承認動向が比較的先行している一方、日本では治療用アプリの承認環境整備が進んでいる。
海外の承認動向や日本の開発期間・コストの違いについては、治療用アプリの開発期間が概ね5〜6年程度とされ、医薬品開発に比べて短いと説明されている。日本での保険適用実績や今後の普及方針についても触れられている。