今週は米上院でのクラリティ法案の採決、FOMC、日銀会合と重要イベントが続く。現物ETFの流出とETH ETFの資金流入、先物の建玉増加など市場動向の手掛かりが多い。
今週は16日未明の米上院でのクラリティ法案の採決と、18日の日銀金融政策決定会合が焦点となる。クラリティ法案の採決は審議入りに必要な投票であり、可決されれば規制整備の進展が意識され、否決なら審議の停滞が警戒される。FOMC関連では金利見通しがドットチャートで示され、円相場とキャリー取引がBTCへ影響を及ぼす可能性がある。日銀会合では政策金利の動向が円安要因となり得る。各イベントはBTCの現物需要や先物ポジションに連動して波形を描くとみられる。
現物ETFの流出は4営業日間で総額約4億6270万ドルと多く、銘柄別にはARKBとGBTCの流出が全体の大部分を占める。一方、ETHの現物ETFには資金が流入しており、BTCとETHでETF需要に差が出た。先物市場では24時間出来高が現物を大きく上回り、建玉は高水準に積み上がっている。取引所のBTCネットフローは直近1週間は流入超へ転じつつも、長期的には流出基調が続くとされ、現物需給を判断する際にはETFフローと現物出来高を重視する見方が示されている。