円相場で1ドル160円の節目が再び視野に入り、円売りを巡る介入リスクが改めて意識されている。24日には157円台後半まで上昇するも、160円突破の可能性への警戒が強まっている。
2週間にわたる円安が続く中、日銀の金融政策決定会合後も円安方向の動きが継続しており、160円再突破が視野に入るとの見方が市場関係者の間で広がっている。米金利の上昇とFRBのタカ派的姿勢見通しが円安を支え、ドル/円は高止まり傾向となっている。
市場では日銀が18日に25bpの利上げを決定したが、政策委員からは反対票が出たことや植田総裁の発言の受け止めが市場の思惑と一致していなかった点が注目された。介入の有無を巡る警戒感は、円の短期的な耐性を左右する要因として作用している。
金融サービス企業の関係者は、日銀の追加利上げが確実でない限り円が売られやすい状況が続くとの見方を示し、介入は一時的な抑制手段に過ぎず金融政策の強化が不可欠との見方を示している。専門家の間では、介入を巡る警戒が高まるほど160円近辺への突破が阻まれる可能性もあるとの見解がある。
本記事はBloombergの報道をYahoo!ニュースが転載している形で伝えており、米国の金利動向や日銀の政策動向が円相場に影響を及ぼしている点を要点として伝えている。