東京エレクトロンが2027年3月期第2四半期決算説明会で、売上高1.667兆円・営業利益5067億円・親会社株主に帰属する中間純利益3769億円と、半期・四半期とも過去最高を更新した。AI需要の拡大を背景に先端半導体向け設備投資が堅調だった。
2027年3月期第2四半期の決算は、売上高が前年同期比41.3%増の1兆6,674億円、営業利益が同67.2%増の5,067億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同56.0%増の3,769億円となり、半期ベースで売上高・利益・利益率のすべてが過去最高を更新した。
四半期単独では売上高が9,350億円(前四半期比27.7%増)、営業利益が2,953億円(同39.7%増)、営業利益率は31.6%(同2.7ポイント改善)となり、データセンター向けAIサーバー需要の拡大が牽引した。DRAM向け新規装置売上は前四半期比45%増、非メモリの比率は56%を維持した。
地域別では中国向けの構成比が36.4%に上昇し、韓国・台湾向けも堅調だった。フィールドソリューションはパーツ・サービスが6四半期連続で成長し、上期売上高は1,910億円となった。
通期見通しは新たに開示され、売上高は3兆7,000億円、営業利益は1兆1,690億円と過去最高を見込み、下期売上高は2兆円超のキャパシティを確保としている。WFE市場はCY2026が約1,600億ドル、CY2027が2,100億ドル以上の成長見通し、SPE新規装置の通期売上は前期比59%増を見込む。
投資家が注目する点としてAI需要がGPU・HBMにとどまらずCPU・DRAM・NAND・SSDへ波及する点が挙げられ、地政学・為替の影響や中国向け比率の推移、競争激化などのリスクも指摘される。