ニデックが2025年度の決算を発表し、6321億円超の減損を計上、最終赤字は約5646億円となった。
ニデックは、ことし3月までの1年間の連結決算を公表した。減損損失は6321億3500万円に上り、売上高は2兆7087億500万円、最終赤字は5646億2400万円となった。
一連の会計不正と品質不正の問題を受け、同社は有価証券報告書の提出を遅延させ、財務省関東財務局に提出したことを明らかにした。監査法人は財務諸表に対する意見表明を行わない「意見不表明」としている。
創業者の永守重信氏をめぐる第三者委員会の調査では、会計不正を指示・主導した事実は発見されなかったとしつつも、会計不正の起点は永守氏にあると指摘された。永守氏は去年12月に代表取締役グローバルグループ代表を辞任し、2月には名誉会長の職も退いた。
また、岸田光哉社長は今月4日の記者会見で「企業風土の部分で会計不正から品質不正につながっていく要素がみられる」と述べ、永守氏を起点とする見解を示した。