日経デックは2026年3月期の有価証券報告書を提出し、監査法人は意見を不表明とした。同期の連結決算は赤字5646億円となり、過去最大の赤字を更新した。
ニデックは2026年3月期の有価証券報告書を関東財務局へ提出し、監査法人であるPwCジャパンは同報告書に対して「意見不表明」を付した。2024/25年度の連結決算は赤字となり、財務報告プロセスで問題が指摘された。
減損は車載製品で2310億円、家電・商業・産業用製品で3351億円が計上され、これにより営業損益は5189億円の赤字となった。なお25年3月期は黒字1282億円だった。
PwCジャパンは意見不表明の根拠として「財務報告プロセスにおいて虚偽の説明を行った役職員がいる」ことを挙げ、十分かつ適切な監査証拠を得られなかったと説明した。三回連続の不表明は大企業では異例とされる。
25年3月期の修正後黒字は846億円で、今回の不表明は今後の開示や訴訟対応などの影響が注目される局面となっている。