米国株のAI関連銘柄を巡る環境悪化の兆しが報じられ、日本株は値がさAI・半導体株の下落が続く一方、好決算発表への期待で反発余地も見込まれた。
米国株式市場ではAI関連銘柄を巡る資金環境の悪化観測が広がり、10月22日にNYダウは小幅高だったものの、10月23日には▲652ドル安と反落した。テック株の売りが広がり、半導体関連銘柄の下落が目立った。WTI原油先物は10月23日に一時102ドル台へ上昇して原油高が市場の重荷となった。
日本株は10月22日に日経平均が大幅安の▲1,713円、終値62,907円と約3ヵ月ぶりの安値水準を付け、10月23日も▲214円安の62,693円で終えた。米国市場のAI・半導体関連株の下げが日本株のセクター総じての売りを誘い、TOPIXやJPXプライム指数も下落した。
中国株式市場では上海総合指数が10月22日に▲1.48%安の水準へ沈んだが、10月23日には前日比+0.89%高で引けた。
相場全体の動向として、米国のAI投資の過熱懸念や資金調整の兆候が突出しており、日本市場では好決算期待による反発余地を見つける動きも報じられた。
個別には日経平均の寄与上位銘柄の中でAI・半導体関連株の動きが重要で、10月22日には寄与額の大半をマイナス寄与が占め、10月23日にはマイナス寄与が抑制される場面もあった。