今晩のNY株式市場は、第3四半期決算発表に対する期待を背景に底堅い展開が見込まれる一方、長期金利の高水準と30年債入札の動向が市場の焦点となる。
前日のNY株式相場は反落し、米10年債利回りは一時5.365%と2002年以来の高水準へ上昇した。金利の上昇が株価の重荷となり、ダウは下落したが、後場には入札好感で下値を切り上げた。ダウはキャタピラーの下落が重荷となったものの、ヘルスケアや一般消費財株の買い戻しもあり下値を支えた。
今晩の市場見通しでは、長期金利の動向を見極めつつ底堅い推移が予想される。米長期金利が高水準を維持する中、30年債入札の需要が金利上昇を抑制するかが焦点となり、決算発表の強い期待感が市場を支えると見られている。
企業決算の寄り前にはペプシコの決算発表が予定され、S&P500構成銘柄の業績成長見通しは堅調との見方がある。時間外の米株先物は小動きで推移し、経済指標や決算内容の手掛かりを待つ展開になる。
今夜の経済指標・イベントとして新規失業保険申請件数、8月卸売在庫、30年債入札が挙げられている。