今週のUSD/KRWは1,340円台近辺から1,300ウォン台前半へ下落を試す展開が見込まれ、米国の物価指標とFRBの動向が方向性を左右する見通しだ。USD/JPYは157〜158円台で推移し、米物価指標と日銀総裁の発言代読に市場関心が集まっている。
今週の外国為替市場は、米国の9月物価指標とFRBの金融政策スタンスが方向性を決める要因となる。コア物価の動向次第でドル高・ドル安の局面が生じる可能性がある。
先週、USD/KRWは1,340ウォン近辺まで下落したが、輸出企業のドル売りが続く中、1,300ウォン台前半への追加下落の可能性が取り沙汰されている。韓国の財政健全性への注目もウォンを支える要因となる。
米国の9月消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)、小売売上高、ベージュブックなどの発表が市場の関心事となっており、物価指標が予想を上回ればドル高圧力が強まる可能性がある。一方、コア物価の安定が確認されれば追加利上げ観測が後退する可能性もある。
USD/JPYは157〜158円台で推移し、ドルの動きは米物価指標だけでなく日銀総裁の挨拶代読や日銀の政策シグナルにも影響を受ける見込みだ。14日には米9月CPI、15日にはPPIと小売売上高の発表が予定されている。
なお、輸出企業のドル売りは継続しており、ウォン相場の下押し圧力が強まる場面が想定される一方、韓国の税収拡大による財政健全性の評価もウォンを支える材料となる可能性がある。