大王製紙株の売却資金を活用して北越コーポレーションがM&Aによる成長投資を加速する。統合報告書ではCEO直轄の専管組織を設け、岸本晢夫グループCEOが主導する方針が示された。
紙製品を手掛ける北越コーポレーションは、大王製紙株の売却で得られる資金をM&Aによる成長投資へ振り向ける方針を明らかにした。北越は液体紙容器の製造・販売を事業の中心としており、事業投資を加速させる狙いが伝えられている。
北越と大王製紙は2026年3月に資本関係を再構築することで合意し、中期的に相互の株式保有比率を引き下げることを決定した。この枠組みの下で資金の活用先を拡大していく見通しとなっている。
北越は2026年10月8日に発行した統合報告書で、M&Aなどの事業投資を推進するCEO直轄の専管組織を設け、岸本晢夫グループCEO自らが主導する方針を明記した。これにより成長投資の実行体制を強化する意図が示されている。
北越コーポレーションはグループのコア事業として液体紙容器の製造販売を展開しており、株式売却資金を新たな収益基盤の構築へと振り向け、企業価値の向上を目指す。