8日寄り付きの日経平均は556.15円安の65843.69円でスタート。太陽誘電やIHIを含む東証一部銘柄が総じて下落して取引を開始した。
8日の日経平均は前日の米国市場休場を受けて売りが先行し、65843.69円となり前日比で556.15円安で寄り付いた。欧州市場は高安まちまちで手掛かり材料に乏しく、短期的な売り圧力が働いた。前日までの上昇分を受けた利益確定や戻り待ちの売りが出やすい状況だった。
市場は75日移動平均線が上値抵抗線として意識され、短期的な上値余地は大きくないとの見方が広がった。このため寄り付き段階では売りが優勢となり、輸出関連企業の収益圧迫要因となる可能性も指摘された。
取引開始前に発表された国内総生産の改定値や国際収支の速報値は市場の材料として取り上げられ、半年を超える上昇局面の調整感が高まるとの声もあった。セクター別では輸送用機器や銀行、ゴム製品などが下落上位に並ぶ一方、小売業は上昇する銘柄も見られた。
前場の総括として日経平均は大きな反発材料に欠け、寄り付き時点での売りが優勢だったが、後場以降の推移は今後の経済指標や企業動向次第となる見込み。