TOPIX見直しの第2段階が本格化し、流動性と浮動株時価総額を重視した銘柄選定に移行。既存採用銘柄の除外が進み、新規採用も見込まれる中、プライム銘柄も含め幅広い影響が想定されている。
10月末から始まるTOPIXの第2段階の見直しでは、売買の活発さを示す指標と浮動株時価総額を重視して銘柄を選ぶ方針となる。現在の採用銘柄は1600銘柄超だが、四半期ごとにウエイトが引き下げられる銘柄が出てくる見込みで、除外対象は700銘柄前後にのぼると見られている。2028年7月には第2段階の見直しが完了し、最終的な構成銘柄数は約980銘柄へ絞られる見通しだ。
プライム市場の銘柄も対象となる新たな組入れルールでは、スタンダード市場やグロース市場の銘柄が組み入れ対象に含まれ、東証全体からの資金流入を受けやすい構造に変わる可能性がある。マクドナルドホールディングス、セリア、フェローテックホールディングス、GOなどが新規組み入れへの期待から株価上昇の動きを見せたと伝えられる。
複数の銘柄がTOPIXの動向に左右される中、インデックス連動の資金は約160兆円規模とされ、今回のルール変更により銘柄の市場からの評価を高める努力を求められる局面が生じる見込みだ。今後は、除外銘柄と新規組み入れ銘柄の動向に注目が集まる。