日経平均は75日移動平均を突破する局面を迎え、リバウンド基調の強化が意識されつつある。先物の動きや米市場の動向次第で、短期的に上値を試す展開が想定される。
米株高を受けて買い先行で始まった日経平均は、75日線を突破できれば先物主導で強含む可能性があるとの見方が示された。日中の取引では66470円付近で終え、75日線が上値抵抗線として機能しているとの指摘もあった。
直近の相場では半導体やAI関連株のリバウンドが指数全体の押し上げ要因となっており、東京エレクトロンやアドバンテストが25日線を突破して上昇を支えた。SOX指数の反発も相場の戻りを後押しする形となった。
市場の先行きには米国の今週の主要経済指標発表が影響を与えると見込まれており、米長期金利の動向に振られやすい局面が続く見通し。
ただし75日線は8月の急落後に抵抗線として機能する場面が多く、接近時には戻り待ちの売りが入りやすいとの見方も併記されている。今週はADP雇用統計やPCE、GDP確定値、ISM指数、雇用統計など多くの指標の発表が控え、米市場の反応次第で日米の市場センチメントが変動する可能性がある。
総じて、長期金利動向と市場センチメントの改善が相場を支える要因として挙げられている一方、積極的なポジション取りは慎重さが求められる局面とされている。