Intelがイスラエルの量子ソフト企業Classiqを買収する最終合意を公表。自社のシリコンスピン量子ビットと統合して、フルスタックのQPUプラットフォーム構築を目指す。
Intelはイスラエルの量子ソフトウェア企業Classiqを買収することで合意に達したと正式発表した。買収規模は正式には公表されていないが、報道では約22億〜23億ドル(約3300億〜3500億円)に達する見込みという。完了予定時期は2027年前半とされる。
Classiqの核となる技術は自動化量子アルゴリズム合成プラットフォームで、高レベルのアルゴリズムモデルを低レベルの量子回路へ自動変換する。買収後もハードウェア中立性を維持し、超伝導・イオントラップ・中性原子など多様なハードウェアに対応する方針だ。
Intelは長年の量子ハードウェア開発の中核としてシリコンスピン量子ビットを推進しており、CMOSファブ設備を活用した量子チップの量産化を進めている点を強調する。Classiqの技術と組み合わせることで、QPUをCPU・GPU・ASICに次ぐ4大計算基盤として位置づけ、フルスタックの量子ソリューション提供を目指す。
リップブー・タンCEOの経営方針のもと、IntelはClassiqの買収を通じて量子事業を大幅に強化し、ハードウェアとソフトウェアの一体化を進める。買収完了後は、量子ソフトウェアと量子ハードウェアの統合型商業部門として運用される見込みだ。