来週は米国のFOMCと日銀決定会合をはじめ、英中銀や欧州指標など主要中央銀行・重要イベントが控える。北米・欧州・アジアの各地域で9月下旬のリスク材料が集中する見通しだ。
来週は米国を中心とした北米で、9月ニューヨーク連銀製造業景気指数が9月15日、9月小売売上高が9月16日と予定されているほか、9月16日にはFOMCの政策金利見通しや会見が注目される。原油価格の動向がインフレ見通しに影響する可能性があるため、金利見通しの変更とそれに伴う市場の反応に関心が集まる。
欧州では9月17日にユーロ圏の消費者物価指数が改定値を含め公表され、BOEの金融政策委員会(MPC)会合は9月17日が中心だが、その前後には英8月雇用統計(9月15日)と英8月CPI(9月16日)の結果次第で市場の政策見方が動く可能性がある。
アジア・オセアニアでは日本時間の9月18日に日銀の金融政策決定会合が開催され、植田日銀総裁の記者会見も予定されている。市場では25bpの利上げがほぼ確実視され、年内の追加利上げ期待があるため、声明文や総裁の発言から今後のペースを探ることになる。
新興国では9月16日に南アフリカ7月小売売上高の発表が予定されているが、先進国の金融政策イベント後のドル・円の動きが新興国通貨の値動きの鍵になりそうだ。