来週のユーロ円とポンド円の見通し。ユーロ円は仏国債の信用不安が重く、ポンド円は英利上げ観測で210円付近を試す展開が想定される。
ユーロ円は175.50〜179.50円のレンジ想定で、ユーロは戻りの重さが続く見通し。ユーロ円は176.219円まで下落した後、下げ渋る展開が続く可能性がある。仏独の利回り差とフランス財政不安の材料が相場を左右する。
ポンド円は207.50〜211.00円のレンジが基本シナリオとされ、英30年債利回りの高止まりとBoE利上げ観測が下支え要因となる見込み。210.00〜210.20円が焦点となり、上抜ければレンジ上限へ、下抜ければ下値を試す展開が想定される。
来週の注目イベントとして、13日にフランス予算案の本会議審議入り、23日にムーディーズの格付け見直しが予定されている。これらの動向がCDSや利回り差を動かし、ユーロ円・ポンド円の方向性に影響を与える可能性がある。
ユーロ円のテクニカル分析では25日移動平均線178.75円、50日線181.40円、200日線183.82円のいずれも下向き。ポンド円は25日線208.96円を上回って推移し、210.00〜210.20円が重要な節目となる。