アジア時間は株高を背景にドル円・クロス円がじり高となり、円安基調の局面が続く見込み。NY・欧州時間もドル買いよりリスク志向の小幅な動きが想定される。
アジア時間には株高を背景にドル円・クロス円がじり高となり、ドルストレートはややドル安の動きが見られる。全体としてリスク選好寄りの小幅な値動きにとどまるとの見方だ。
ドル円は株高の継続で円安圧力が続く一方、NY市場には大口のカットオプションが控えており、157円台前半〜158円台にかけての動きは限定的になるとの見方が出ている。
ユーロドルには1.1490〜1.1500に厚いオプションがあり、ドル高一服の中でも上値は抑えられやすい。原油の下げは一服しているが、為替を大きく動かす材料にはなっていない。
欧州時間以降はトルコ消費者信頼感指数や台湾雇用、ユーロ圏消費者信頼感速報値などが予定されているが、いずれも大きく方向性を変える材料にはなりにくいとみられ、指標の反応は一時的にとどまる可能性が高い。NY時間には要人発言や米2年債入札、国連総会関連のイベントなどが巡っており、小さなヘッドラインがドルストレートの動意を作る場面も想定される。
総じて、株高・原油下げ止まり・ドル高一服の穏やかな地合いの中で、ニューヨーク時間もレンジ内の小動きが続く見通し。要人発言やイベント次第で短期的な動意が出る可能性はあるが、介入警戒とオプション帯の影響で方向性の強い動きは出にくいとみられる。