東京市場のドル円は157円台後半で下げ渋り。月末を控えた実需買いと原油高・米長期金利の上昇が相場を支え、正午時点で157円67~68銭付近まで推移した。
28日午前の東京外国為替市場で、ドル円は157円台後半で下げ渋る展開となった。前週末の海外市場で一時157円を割り込む場面があったが、週明けの東京市場では月末を控えた実需筋の買いや時間外取引での原油高、米長期金利の上昇などが相場を下支えした。正午時点では157円67~68銭と、前週末午後5時時点よりもドル安・円高水準で推移している。
週末の海外市場では片山財務相の発言がドル売り要因として意識され、米国時間の序盤に一時157円を割り込んだ。その後は米長期金利が高止まりする中で下げ渋り、中盤以降は157円00~30銭前後のレンジでもみ合う展開となり、終盤は157円20銭台で取引を終えていた。
月曜の東京市場は買い戻しが先行し、早朝には一時157円60銭台まで浮上した。午前9時以降は月末を控えた実需筋の買いが多く観測され、仲値公示の前後には157円80銭台まで持ち直した。正午にかけてはやや戻り売りに押される展開となっている。
市場関係者の間では、時間外取引で原油価格が上昇し、米長期金利が上昇したことがドル円の買いを誘ったとの見方が出ている。一方で日米首脳会談で円安が問題視されたことが上値を抑える要因になるとの声もある。国内輸入企業のドル売り・ドル買い観測も円の上値を抑え、原油高が日本の貿易条件を悪化させるとの思惑も円の重荷として意識されている。正午時点の参考レンジはドル円157.17円~157.86円、ユーロドル1.1374~1.1395、ユーロ円178.85円~179.73円。
ユーロも円売り傾向を維持し、正午時点でユーロは1ユーロ=179円57~58銭、前週末比で約49銭のユーロ安・円高。ユーロドルは1ユーロ=1.1388~1.1389ドルで推移しており、朝方のドル主導から円主体の相場へと移行している。