今週のNY市場は前週の反発を背景に堅調推移が見込まれ、8月PCE価格指数と9月雇用統計の発表が焦点となる。企業決算ではマイクロン・テクノロジーとナイキの発表にも注目。
前週の米市場はダウ平均が0.28%高と7週ぶりの反発を果たし、ナスダック総合は2.06%高で連日過去最高値を更新した。中東情勢をめぐる米イラン交渉の進展期待で原油価格が急落し、投資家心理が改善した。米中貿易停戦の延長合意も相場を支え、メタなどAI関連株の上昇も相場を牽引した。なお米長期金利は高水準へ進み、週末には金利上昇観測が重荷となる場面もあった。
今週は米インフレ指標と9月雇用統計、主要企業の決算発表に注目が集まる。8月PCE価格指数と9月雇用統計はFRBの金融政策見通しを左右する重要イベントとして位置づけられ、労働市場の減速やインフレ鈍化が示されれば金利上昇圧力が和らぐ一方、強い結果になれば追加利下げ観測が後退する可能性がある。企業決算ではマイクロン・テクノロジーとナイキの発表が注目点となる。
今夜発表予定の指標には8月住宅販売保留指数と9月ダラス連銀製造業活動指数が含まれる。主要な企業の決算発表は現時点で大きな発表予定はない。