日立建機の重機ファンコミュニティ「重機ファンダム」が2026年度グッドデザイン賞を受賞。1984年からの受賞歴の中で、コミュニティが表彰されるのは初めてという点が伝えられている。
日立建機の重機ファンコミュニティ「重機ファンダム」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2026年度グッドデザイン賞を受賞した。重機ファンダムは、重機の魅力を発信して若い世代の関心を喚起し、建設業の人材確保につなげる取り組みとして評価された。
受賞の背景として、同コミュニティが社内のビジネスコンテスト「KENKI βUSINESS CHALLENGE」からの発展として生まれ、2025年に正式運用を開始。現在はオンライン交流に加え、共創イベントを71回実施して業界横断の交流と情報発信を拡大している。
評価コメントでは、特定企業のファン囲い込みではなく、参加者がイベントや同人誌、動画などを企画・発信する仕組みが重視され、コミュニティ内外での「文化」として社会に開かれている点が指摘された。
日立建機はこの受賞を、コミュニティが産業と社会を長期的に結びつける共創基盤として自律的に発展する可能性として見る。なお受賞は製品ではなくコミュニティとしての初のグッドデザイン賞受賞である。