FOMCと日銀会合を控えドル円は堅調だが、財務相の円安けん制発言で上値は限られるとの見方。大手ITの決算発表も直接的な材料として挙げられている。
ドル円は堅調に推移しているが、今後の動きは本日から始まる重要イベント次第となる。米株反発と欧州の財政・政治不安を背景にドルは支持されているものの、長期的なトレンドとしてのドル買いか一時的な調整かを見極める局面だ。
今週のイベントとしては、FOMCが本日から開催される。市場の見通しとしては政策金利の据え置きが多く織り込まれる一方、29-30日には日銀金融政策決定会合が予定されている。加えてアルファベットとマイクロソフト、そしてアマゾンの決算発表が控えており、AI関連株の動きが米株の方向性を左右する可能性がある。
片山財務相の発言を受け、日米の首脳会談でも円安は過小評価ではないとの認識が共有されているとの指摘がある。そのため、ドル円がこの先さらに円売りへと動く場面は抑制されるとの見方がある。
想定される値動きのレンジとして、ドル円の上値は158.54-158.60円付近が抵抗帯と見られ、下値は157.38円を起点に156.65円までが目安として挙げられている。米経済指標については住宅関連が中心だが、9月PCEデフレーターや9-3Q GDPの反応は限定的との見方が多い。