今週は米長期金利の上昇を背景に韓国市場が軟調化。8日にサムスン電子の7–9月期暫定決算、7日にFOMC議事録が焦点となる。
先週の韓国市場は米国債利回りの急騰を受けて冴えない展開だった。米10年債利回りは取引時間中に5.23%まで上昇し、24年ぶりの高値を更新。利回りの上昇は企業の資金調達コストや割引率を押し上げ、株式市場の重荷となった。
米半導体大手マイクロンの決算は市場予想を上回り好材料となったが、韓国市場の下値を大きく支えるには至らなかった。韓国企業動向としては、今週8日にサムスン電子の7〜9月期暫定決算の発表が予定されており、ウォン・ドルの為替動向が見通しを左右するとの見方がある。9月の韓国輸出は前年同月比84%増の1209億ドルとなり、特に半導体輸出は263%の急増を記録した。
今後の材料としては、米国のISMサービス業指数の発表(現地5日)、ジョン・ウィリアムズNY連邦準備銀行総裁の講演(6日)、9月FOMC議事録の公開(7日)が挙げられる。これら指標と関係者発言が金利動向と景気の局面判断に影響を与える見通しで、原油価格と米金利の安定動向にも注目が集まる。
サムスン電子とSKハイニックスの自社株買いは近く終了する見込みで、サムスン電子はこれまでに約14兆ウォンを買い入れ、現在は約9000億ウォンの余力となっている。