2026年10月22日午前の東京市場でドル円は158円台前半で横ばい。日銀とFRBの政策会合を控え、材料不足のなか様子見姿勢が広がっている。
2026年10月22日午前の東京外国為替市場でドル円は横ばいで推移しており、1ドルは158.16〜158.17円のレンジ、前日比で小幅の円安・ドル高となった。取引材料が乏しいなか、日銀の金融政策決定会合とFRBの会合を前に投資家は様子見を強めている。前日も157.84〜158.39円の範囲で推移しており、明確な方向感が出にくい状況が継続している。
ドル円が横ばいで推移する要因として、米長期金利の低下がドルの上値を抑えることが挙げられる。米10年債利回りの低下を背景にドル売りが先行する一方、地政学リスク関連の報道否定などでドルが買い戻される場面もあった。
日銀の利上げ観測と円買い圧力も相場の動きを抑える材料となっている。氷見野副総裁が2%近い物価上昇率を示す一方、追加利上げを急がず現状維持との見方が広がる。利上げ時期が不透明で米金利差も依然大きいことから、一方向に円高が進むとは限らない。
今後の焦点はFRBと日銀の会合の判断と展望に移る。FRBは10月27〜28日にFOMCを開き、28日に政策決定を公表する予定で、利下げペースの手掛かりが注目される。日銀は10月29〜30日に決定会合を行い、経済・物価情勢の展望が公表される。会合結果次第で円の強弱要因が変動する可能性がある。