日経平均は急反発し一時7万円台を回復。半導体関連株の買いが市場を牽引し、米雇用統計の低調が背景として挙げられている。
前場からの大きな上昇を受け、日経平均は大引けで前日比を大きく上回る水準に達した。終値は69946.86円となり、日中には一時70072.13円まで上昇した。売買高は概算で22億5895万株、売買代金は約7兆7509億円だった。
本日注目された要因として、AI・半導体関連株の買いが相場を押し上げる要因となり、日経平均は1600円超の急反発をみせた。米国の9月雇用統計が予想を下回る内容だったことからFRBの早期利上げ観測が後退し、米株市場の押し上げが日本市場にも波及した。
個別ではアドテスト、東エレク、ディスコといった半導体製造装置関連株が堅調に推移。太陽誘電や村田製作所などの電子部品株にも物色が広がり、ファーストリテイリングなど一部の銘柄で買いが先行した。日経平均への寄与度上位銘柄は約1210円の押し上げ効果となった一方、キオクシアホールディングスなど一部銘柄は冴えなかった。
日経平均の大引け時点の値動きは、プライム市場全体で上昇銘柄数が56%に留まるなど、値動きの広がりには限界感もあった。今後も半導体関連を中心に銘柄ごとの動向が市場の焦点となる見通し。