政府のリフレ否定発言と日銀の利上げペース加速の織り込みを巡る市場の見方を整理する。城内経済財政相や片山財務相の発言や米国の意向の影響、日銀の政策判断の行方が焦点となっている。
三井住友DSアセットマネジメントの市川レポートをもとに、城内経済財政相や片山財務相がリフレ政策を否定する発言をしたことが取り上げられている。これには米国の意向も一定程度反映している可能性が指摘されている。
市場は政府のリフレ否定発言を受け、日銀の利上げペースが速まるとの観測を強めた。日銀は9月18日の決定で無担保コール翌日物金利の誘導目標を25bp引き上げ、1.25%程度に設定した。
9月29日時点の市場では、今年12月と来年3月および7月に25bpずつの追加利上げを織り込む動きが広がり、次回10月会合での利上げ確率も上昇している。
長期の金利指標としての2年先1年は2.50%程度に達している。日銀は慎重な政策判断を続け、中東情勢や円相場の影響を見極める方針とされる。