9月17〜18日の日銀会合で0.25%の利上げ実施が見込まれ、市場では利上げペースの加速観測が強まっている。長期金利や円相場、財政リスクの動向も背景として注目されている。
9月の次回金融政策決定会合で0.25%の利上げが実施される可能性が高いとの見方が示され、9月2日にはOIS市場でその確率が100%を僅かに上回る水準とされた。海外市場では日銀の利上げ観測が強まり、ドル円は一時158円台へと円高が進んだ。
一部には利上げ幅を0.5%とする可能性は低いとみられる一方、政策金利のターミナルレート見通しは上方に切り上がる傾向があるとの指摘がある。
背景には長期金利の上昇要因としてインフレ期待の上昇だけでなく財政リスクの高まりが指摘され、長期金利上昇は経済に悪影響を及ぼす可能性があるとの見方がある。
原油価格の上昇を招く中東情勢の緊迫化や円安といった外部要因が、利上げペースの加速を後押しする可能性があり、中央銀行の対応はこれらの要因の影響を受けると説明されている。