米ドル/円は一時156円台へ回復。FOMCの0.25%利上げを受けドル買いが進んだ一方、日銀会合と植田総裁の発言を確認してからトレード方針を決めたい状況が伝えられている。IMMの円買いポジション動向も併せて注目されている。
先週発表された IMM の円ポジションは、前週比でネット買いが増え、1万796枚の買い越しとなった。円ポジションが買い越しとなったのは今年2月24日以来で、短期トレーダーの動向を示す指標として注目されている。これにより、短期の円ショートが整理され、円買いの動きが一時的に落ち着くとの見方が示された。
米国のFOMCは0.25%の利上げを決定。原油価格上昇などでインフレが加速する中、米ドルは全面高となり、米ドル/円は156円台を回復した。市場関係者は次の利下げ時期などの見通しよりも、今回の利上げ判断を重視する展開となった。
日銀の金融政策決定会合は18日に控え、植田総裁の会見内容がトレード戦略の鍵になる見通し。0.25%の金利引き上げが織り込み済みとされる中、植田総裁が連続利上げの示唆を出すか否かが円相場の次の動きを左右する可能性があると見られている。