9月11日時点の週間信用取組で、日経平均が軟調ななか逆張りの動きがみられ、信用倍率は上昇した。売り残と買い残の前週比の変化と、日経平均の動向をまとめる。
今週の週間信用取組分析(9/11時点)では、2市場合計の信用残高において売り残が前週比で502億円減少し、買い残は1653億円増加した。これに伴い信用倍率は8.35に上昇している。日経平均が軟調となる中、逆張りの動きが意識された。
9月11日現在のデータでは、売り残の推移は前週比で減少、買い残は増加しており、個別銘柄の動向ではヤマダHDの売り残増加や日産自動車の買い残増加などが観測された。日経平均は週間で約1009円の下落を記録し、ローソク足は2週連続の陰線となった。
なお、参考資料として2市場銘柄別信用残ランキングの上位・下位銘柄が示されており、売り残増加上位にはOTSやシンプレクスH、ヤマダHDなどが名を連ね、買い残増加上位には日産自動車やソフトバンクG、三菱UFJなどが挙げられた。
次週以降はFOMC開催や日銀政策決定会合を控える局面で、不安定な動きが続くとの観測がありつつ、日経平均の動向と信用取組の転換点が注目される。