クラフティアは27年3月期の連結純利益を425億円とし、前期比6%増へ上方修正。工事利益率の改善を背景に配当予想も240円へ引き上げた。売上高は5000億円で据え置き。
クラフティアは29日に2027年3月期の連結決算見通しを公表し、純利益を425億円と前期比6%増とする見通しを示した。従来予想から20億円の上方修正となり、過去最高を更新する見込みである。工事利益率の想定超過を要因として挙げ、価格転嫁を積極的に進める方針を示した。
同日発表の配当予想も引き上げられ、年間配当は従来予想より20円増の240円とする見通しになった。売上高の見通しは5%増の5000億円とされ、首都圏・関西・福岡市などでの大型再開発や物流施設の需要が引き続き旺盛との見通しを維持した。
直前に公表された26年4〜9月期の決算は売上高が前年同期比5%増の2185億円、純利益は43%増の213億円で過去最高となった。長崎県の宇久島で国内最大規模のメガソーラーを京セラらと共同で建設する計画の運転開始時期は「29年度中」にずれ込む見通しとされ、今後の事業スキームとしてFIP制度への転換や蓄電池併設、長期販売などを検討している。