東京市場でドル円は157円台半ばを中心に揉み合いとなり、日米当局の円安けん制観測が下値の支えと見られている。今後は米雇用統計など重要指標の発表を控え、レンジ内の動きが想定される。
週明けの東京市場ではドル円が157円台半ばを軸にもみ合う見通しで、前週末の一時157円割れを受けて下値は限定的とされる。予想レンジは156円80銭から158円00銭となっている。
日米双方の当局者が円安けん制姿勢を示したことで、上値は重くなる一方、日銀が米FRBほど早期の追加利上げには積極的でないとの見方も根強く、円の大幅な上昇は想定しにくい。
外部要因として米国雇用統計など今週の重要指標の発表が控え、為替介入警戒感は依然として強い。160円近辺までの動きには介入リスクが現実味を帯びるとの観測が市場にある。
市場関係者は日銀の追加利上げ時期を巡る見方が分かれており、156円台での下値支持と158円台での上値抵抗を意識した展開が続くとみられている。