島津製作所は2027年3月期の連結決算で純利益が前期比1%増の610億円になる見通しを発表。売上高は6300億円、営業利益は840億円を見込み、半導体製造装置向け部品の販売が想定以上に伸びる見通し。
島津製作所は6日、2027年3月期の連結純利益が610億円と前期比1%増になる見通しを公表した。売上高は6300億円、営業利益は840億円と従来予想を上方修正しており、半導体製造装置に組み込む部品の需要が堅調に推移する見込みだ。
半導体関連の好調要因として、ターボ分子ポンプなどの部品販売が伸長していることが挙げられる。航空機器事業についても、防衛需要の高まりを背景に好調を見込んでいる。
年間配当は72円とし、前期の69円から引き上げる見込みだ。決算説明会で山本靖則社長は、データセンター投資の抑制観測があってもAI活用の需要は減らないとの認識を示した。
同日発表された26年4〜9月期の連結決算は売上高2819億円、純利益282億円で、前年同期比10%増の売上高と20%増の純利益となった。半導体関連以外では主力の計測機器部門で北米や中国で液体成分を測定する装置の販売が伸びた。